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一泊二日で名古屋まで
サウンド付のHOスケールモデルがショーデビューしたのは,2002年のことだった. ところはラスベガス,ブランドはBLI(ブロードウエイリミテッドインポーツ). 当時鉄道の模型と言えば鉄道車両のレプリカにモーターを仕組んだもので,静かなほど,そしてスムーズに走るほど良くできたモデルとされていた. 一方で,サウンドのついた機関車は,子供のオモチャという認識をされていたように思う. もともと模型にあまり関心がないデポの店主,機関車の雑音も本物を真似した方が面白いんじゃない(?)と,ひと気が無いBLIのブースに貼り付いていた. ロードネーム『DEMO not for sale』の蒸気機関車をいただき,店主の数少ないコレクションとなって16年,社長以下社員一同の寂しそうな姿は,あの時だけのものだった.
前置きが長くなったが,その後のサウンド付モデルの躍進ぶりはご存知の通り. ただし良いことばかりでなく,サウンド付モデルの人気に比例して,お客さまの指導とモデルの調整に費やす時間が増えてきた. 楽しむ方も,新型デビューと連動して技(わざ)が増え,コンピューターを扱うセンスが要求されるので,そちらの勉強も忙しくなった.
とくにJR東海エリアの東海道線沿線の方々は勉強熱心なのかお尋ねごとが非常に多く,電話で説明するのがたいへん. だから何名か集まると出かけることにしている. デポが4年前に,東京の西方1時間の海老名に移転したのは,東海エリアの方々にとって良かったことだと思う. お客さまのお宅に行くついでに沿道の電車を見たり乗ったりと,仕事と遊びが相半ばするレポートの始まりだ.

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