毎度ありがとうございます. お待ちかねのBLIのペンシー客車の納品が始まりました. アメリカの列車の室内照明は車両ごとにon-offし,すでにラピードトレインズがその機能を搭載してますが,BLIも続きました. 照明以外でも堅牢な造りで質感が良く,展望車$100,それ以外が$90は,最高のコストパフォーマンスです.
再々々々々生産ですが,バウザーからペンシーのカブースがリリースされています. 近年ペンシーの動力車が多数発売されていますので,いくら作っても足りません. ペンシーには独自設計の車両がたくさんありますが,ほとんどがペンシルバニア州が本拠地のバウザー製です. 今回分は完売ですが,また再生産のアナウンスがあることと思います.
ラピードトレインズからはGP40とフェアバンクスのディーゼル機関車が発売されましたが,何れもパーツ脱落が多く,どうしたの,ラピード状態です. パーツ脱落で人気を落したアサーンの例もありますので,対応と対策を要望しています.
BLIが先陣を切って発売した動力車に搭載したサウンドシステムですが,登場して20年経過し,リセットで初期状態に回復できない例が散見されるようになりました. DCCパックでは定評あるMRC製のサウンドシステムは他社に先行して劣化が進んでいましたが,ここに来てカンタムのQARC/QSIも仲間入りしたようです. サウンドシステム本来の働きが不完全になるのを防ぐためには箱入りのまま保管せず,定期的に通電することです.
リセットによるサウンドシステムの回復が困難となったらデコーダーの交換となりますが,後付け以外は専用パーツとなりますので,補修パーツが無くなるるとそのまま復活させることは困難です.
先月は駐在員日記を2本加筆の上再掲しましたが,お約束のシカゴ『L』高架鉄道と地下鉄もご案内しています. 駐在員日記の豆本化も進行中で,今月の壁紙とカレンダーはそちらの画像からチョイスしました.
アメリカではアムトラック発足後鉄道趣味が停滞した時期があり,駐在員日記の1980年代後半をがターゲットとしている書籍が少ないので,英語版のリクエストまで届きました. まとめて扱ってくれるところがあれば取り組みたいと思います.
今月もよろしくお願いいたします.